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Channel: 長崎琴遊び
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日本の詩(うた)

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1995年8月 水野利彦先生作曲
~砂山・城ケ島の雨・叱られて・月の砂漠~
4曲のメドレーで、箏2部・17絃・尺八の4パートです。

2005年1月カナリーホールで男組コンサートをした時の
プログラムに入れてもらい、
2008年9月 東京オリジナルコンサートで田辺先生の尺八で
演奏させてもらいました。

CD RINKOⅡに入っています。


CDを聴いていると、ワクワクするというか、心が躍るというか、
それでいておしゃれなアレンジです。
抒情歌がメドレーになっているので、
ワクワク感に繋がらないかもしれませんが、
そこがこの曲の面白い所です。
「叱られて」は、どういう訳か水野先生が、
亡きお母さまに叱られている
場面が浮かんできたりして~

お気に入りの1曲~機会があれば、また演奏したいです。

楽譜解説より
編曲というのは、既成のメロディという制約された中で
表現しなければならないという点で、
オリジナル曲よりも窮屈な所があり、
この作品はまた、
洋楽器のやわらかく厚みのあるアレンジが定番となっているような
愛唱歌を和楽器で編曲するということで、苦労しました。
構成としては、全体を流れる印象的なモチーフが最初に提示され、
その後オムニバス的になつかしいメロディが
浮かび上がっては消えていく形になっています。
技術的には高度に書かれており、
とくに尺八は、すぐれたテクニックと表現力が要求される曲になっています。
本来、小編成の作品ですが、ある程度大きな編成でも効果が
上がるようにソロ部と合奏部を表記しました。
 永廣孝山 尺八リサイタル委嘱

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